フリーダム・ライターズ
- いい先生の映画
最初は理想を掲げて教師となるのでしょうが。
いつの間にか理想を諦めている自分がいる。
そんな風に裏切ったのは自分だと気づかせてくれる映画。
そして、もう一度理想を思い出させてくれます。
- ノンフィクション映画の力
色々なジャンルがありますが、ノンフィクションというものは、
見る側に、冷静な視線を与えてくれる気がします。
「ちょっと大げさなところもあるけれど、事実なんだよ?」
いつもそう訴えられている気がします。
それが、フィクションにはないある種の感動を与えてくれる気がします。
- 体験学習
『アンネの日記』というのがキーアイテムでしょうか。
この日記の事実性についていろいろ見解もあるようですが、
登場人物は、アンネに共感・・・それとも尊敬?の念を抱き、興味をもちます。
博物館に行き、アンネを匿った人を招き、話を聞く。
「あなたは自分のヒーローです。」
そんなような言葉を男の子が思わず伝えずにはいられなくなる場面。
「知りたい」「聴きたい」「伝えたい」
そう思わざるを得ない
すばらしい授業でした。
主人公の女性グルーウェルさんの代償にしたものにも事実性を感じてしまう映画。
悲痛な叫びのように聞こえるラップが随所に光るおススメの一本です。